みなさん、夢の中ですばらしいアイディアや問題の解決策などひらめいたことはないですか?
天才と言われる人たちも、夢で見た光景がもとでいろんな発明品や芸術作品を世に出しているみたいです。
夢を見ている脳の中では、どんなことが起きているのでしょうか?
知識を含む記憶は、大脳皮質(脳の一番外側の層)に分散して保存されているというのは、以前述べたとおりですが、目覚めて活動している時は、その時々で必要なこと以外に注意が向かないように、必要な脳神経ネットワークのみが選ばれ、不要な情報は意識にのぼらないように抑えられているようです。
ところが、睡眠中ではこの抑制が無くなり、結合がおさえられていた神経細胞もネットワークに組み込まれてくるようです。
つまり、覚醒時はつながりあうことのなかった記憶どうしがつながり、通常では考えつかないような記憶の組み合わせが生まれ、斬新なアイディアがひらめくのではないかと考えられています。
特に天才と呼ばれる人たちは、非常に集中力があるので、眠る前に集中して考えていたことと他の記憶との間につながりが生まれやすくなるのかもしれません。また、天才たちは膨大な情報量を脳内に溜め込んでいるので、つなぎ合わせる要素もたくさん持っているので、斬新なひらめきが生まれやすいと考えられています。
皆さんも、悩みぬいた末に夢の中で閃いて問題解決した覚えはないですか😁
脳の神経ネットワークって、自分の都合のいいように出来ているんですね😄👍
どんどん自分に都合のいいように深く考えていきましょう。
リハビリをしながら、後ろ向きな考えを持つと絶対に良くならないのと同じですね。
次回は、アインシュタインの脳に迫ります。お楽しみに!