通常の食事で塩分不足に陥ることはまずないようです。
WHOが推奨する1日あたりの塩分摂取量は5g以下ですが、日本人の食生活には醤油や味噌が欠かせないため、日本人の目標は9gなんだとか。それだけ日本人は塩分過多になりがちということでしょう。
塩分の摂りすぎは、血圧上昇、腎臓への負担、不整脈など体に悪影響を及ぼします。しかし、塩分取りすぎの原因は、塩分を多く含む食品を知らずに食べていることが原因かもしれません。かなり意外な塩分の多い食品をご紹介します!
ドーナツ
ポッキーやドーナツなどの甘いお菓子にも、塩分はたっぷり含まれているみたいです。
ドーナツ1個の食塩相当量は0.6gで、これはポテトチップス1袋(60g)の食塩相当量と同量です。
お酢
お酢は通常、食塩不使用です。
穀物や果実を原料にしたアルコールを、酢酸菌で酢酸発酵して作るものだからです。
でも、ラベルを要チェックしてください!
味を整えた調味酢や、「すし酢」としてスーパーなどで売られているものは、食塩を加えて調味してあるため注意が必要です。
調味酢では大さじ1杯あたり0.63g、すし酢では0.95gの食塩が含まれています。
うどん麺
ラーメンやうどんの麺自体にもたっぷり塩分は入っています。
麺に塩分が多いのは、味付けのためでなくコシを出すため。塩分を加えることで、小麦の成分グルテンが引き締められコシのある美味しい麺ができるみたいです。
うどん麺の食塩相当量は0.7g、中華麺は0.4g、そうめんは0.7gとなっています。
ドレッシング
サラダなどを食べる時に気をつけたいのが、ドレッシングです。
ドレッシングは比較的塩分が多い調味料で、和風ドレッシングでは大さじ1杯あたり0.7g、フレンチドレッシングでは0.6gの塩分が含まれています。
食パン
食パンの6枚切りは1枚あたり0.8gの食塩が含まれています。
賞味期限を伸ばしたり、パンを膨らませるために塩分が必要みたいです。
塩分を使わなくてもパンはできますが、ふんわりしたパンにはなりませんし、「無塩パン」を食べてみると、味気なく感じるはずです。
普通食パンにはバターやマーガリン、ジャムなどを塗って食べるので、一食でかなり塩分を摂取することになります。
高血圧、こむら返り、のどの渇き、むくみ、頻尿などの症状が現れたら、塩分の摂りすぎになっているかもしれません。
そんな時は水分をたっぷり摂り、カリウムが豊富な野菜や果物(トマト、ブロッコリー、水菜や白菜、バナナやオレンジなど)を食べて、余分な塩分を体外に排出するよう心がけましょう。
健康寿命を延ばせるように、気を付けていきましょう!
運動も忘れずに😄