比較照合モデル(comparator model)の臨床応用😀👍

約5か月ぶりの投稿です😭何やら難しい内容ですが、要するに、行動を脳で考え意識すれば体を自動制御してくれるということを、システムで把握しようという考え方です😊

仮定に基づいた条件を設定することで、そのメカニズムが顕在化してきました。

脳卒中後の機能回復に効果を示した介入を3つの概念で区分しています。

①運動先行型の活動:運動イメージや運動観察、運動錯覚

②運動実行による皮質脊髄路の発火:課題指向型練習

③体性感覚フィードバック:電気刺激や徒手刺激に基づく体性感覚フィードバック

この3つの臨床介入をコンパレータモデルに位置づけて、上図のようにまとめています。

①の運動先行型の活動は実運動に至る前の運動・感覚予測を対象者に行わせることであり、この遠心性コピーから随伴発射に至るまでの経路を活性化させる手段と言えます。トップダウンの脳内情報を組織化させる特徴を持っています。

②の運動実行、③の体性感覚フィードバックは筋骨格系あるいは末梢受容器などの身体システムを作動させることで、感覚運動処理に関わる脳内ネットワークを活性化させる特徴をもちます。すなわちボトムアップの脳内情報処理過程を駆動させているわけです。

これら3つの臨床介入は互いにオーバーラップする側面を持っており、決して線引きできるものではない点には注意しておかなければなりません。たとえば、課題指向型練習にとって運動意図は欠かせない因子でありますが、電気刺激時に運動意図を引き出しながら行うこともあるからです。

森岡(2017)は運動学習の基本戦略として以下のように述べています。

トップダウンの脳内情報処理である運動予測と、ボトムアップの脳内情報処理である身体練習に伴う体性感覚フィードバック整合性を図っていく事が運動学習を促す基本戦略となる。

つまり、身体所有感と運動主体感の一致(整合性)が、身体機能再学習には必須となる訳です。

皆様、理解して頂きましたでしょうか😊👍

この考え方をリハビリに応用して行っているのが、リハビリスペースのリハビリになります。

社会復帰、職場復帰を目指している皆様、一度、リハビリスペースのリハビリを体験されてください。

それでは、次回はまた別の話題をお送りします。

あまり難しくないテーマでお送りしますね😊👍

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