大学ジャーナルオンラインより。 慶應義塾大学医学部研究グループ、(株)リピドームラボ
ヒトiPS分化細胞集団から腫瘍化の原因となる未分化iPS細胞を除去(死滅)して、移植用再生細胞の作製にどうやら成功した模様です😀
以前より未分化iPS細胞の癌化は言われていたので、これで解決の様子です。
ヒトiPS細胞は、体構成すべての細胞種へと分化できる多能性を理論的に持っているが、目的とする細胞へ分化誘導することは難しく、分化できなかった細胞の中に腫瘍形成の原因となる細胞がそのまま残ったりしてたらしい🤔放置しちゃうと癌化するリスクが高かったようです。
その原因はヒトiPS細胞内にある脂肪酸合成が活発になり悪さしていたようです。
その脂肪酸合成を肥満治療薬で阻害したら、未分化iPS細胞は死滅したそうです。
その薬は未分化iPS細胞を選択的に死滅させるようなので、ヒトiPS細胞から分化した心筋細胞や神経細胞等の分化した細胞だけを、生きたまま選別する手法が確立したとのことです😀
早く臨床でも使えるようにしてほしいですね。それまでは、身体機能を低下させては意味がないので、しっかりとその日が来るまでリハビリを頑張りましょう。